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執筆者の写真辻田いずみ 香りのピアノ教室

耳を鍛える動画⑤


生徒ひとりひとりと向き合いながら

(最寄駅;#古淵)にて主宰し

#ピアノ講師 でもある辻󠄀田いずみです


長いこと推奨しているサウンドスケープです。

先日アロマルームにて作業しているときに

様々な音が聞こえてきたので

「これはサウンドスケープに向いている!」と

急遽録画してみました。


サウンドスケープを知らない方のために

ご存じの方には本当にしつこいですがご説明。


わたくしのブログでは何度(いや十数度?)も

ご説明しているので

既にご存じの方は軽くスルーしてください。


サウンド=音、スケープ=風景という意味で

音の風景とでもいう造語です。


カナダのマリー=シェーファーという方が

考案した耳の感度を上げるためのコンテンツになります。


ただその概念はもっと古くからあったとわたくしは思います。

その前の場合はジョン・ケージの「4分33秒」という作品でもあるし

日本人であれば鈴虫、風鈴、鹿威しや水琴窟などにも

当てはまるかもしれません。


わたくしがかなり前から推奨しているのには

音楽家としての耳を鍛えるというのが元でしたが

2011年の東日本大震災以降は

一般の方にも、という思いで推奨しています。


それは2011年だけでなく

その後のあらゆる災害にて

生き残った方の証言があるからです。


その証言とは…

津波、がけ崩れなどの前兆には

「いつもと違った音がした」という証言です。


現代人、特に都市部にすむ人々にとって

音はありふれすぎていて

マスキング効果により音に鈍感になっています。


そこで耳を鍛える動画を配信するに至りました。


この動画でしていただきたいことは

①全部の音を1回だけ聞いて、その都度書き留める

②人工音、自然音に分類する

③わからない音も擬音で書き留めてみる です。


次にもう一度聞いてみて、

さらに先ほど聞き取れなかった音があるかどうか

聞いてみてください。


1つでも聞き取れたなら

耳が敏感になりつつあります。


このようにして耳を鍛えて

あらゆる災害から身を守っていただきたいと思います。

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