そろそろ紅葉の季節です。
赤や黄色の色とりどりに染まった
木々の風景が美しく感じる季節です。
そんなことで今日は季節の歌「紅葉」について、
私の個人的な体験を交えながらお話ししたいと思います。
この曲は、自然の美しさと
音楽の調和を感じさせる情緒的な歌ですね。
今度のオンラインライブでも
演奏するのでそれを題材にしました。
私が初めて「紅葉」という歌に出会ったのは、
小学校の音楽の授業でした。
当時は単なる季節の歌として覚えただけでしたが、
大人になった今、この歌の奥深さに改めて気づかされています。
「紅葉」でも歌詞に出てくる
「赤や黄色の~」という部分、覚えていますか?
実は、紅葉が赤くなることを科学的に説明すると
以下のようになります。
≪紅葉が赤くなるのは、
葉に含まれるクロロフィルが秋の寒さで分解され、
アントシアニンという赤い色素が合成されるため。
アントシアニンは、日光に当たることで
生成が促進され、葉が赤く色づきます。
この現象は、植物が光合成を効率的に行うための適応の一部≫
この自然の不思議さを、
「紅葉」という歌は美しいメロディーで表現しているんですね。
先日、生徒と一緒に「紅葉」を歌う機会がありました。
子供たちは歌詞の意味をよく理解していないようでしたが、
メロディーの美しさに引き込まれていました。
ここで、子供たちと一緒に楽しめる
「紅葉」の歌い方のコツをいくつか紹介します:
1. リズムに乗って手拍子をしながら歌う
2. 「もみじ」の部分で手を広げて葉っぱの形を作る
3. 「赤くなったら」の部分で、顔を赤くするジェスチャーをする
これらの動作を加えることで、
歌の意味をより深く理解し、楽しく歌えるようになりますよ。
「紅葉」は、中高年の方々にとっても心の癒しになる曲です。
ゆったりとしたテンポと nostalgic な歌詞は、
日々の忙しさを忘れさせてくれます。
最近、また老人ホームでの歌のセミナーを始めました。
「紅葉」は、特にシルバーさん世代では
懐かしい曲の一つになっています。
音楽を通じて、若いころの記憶を呼び起こし、心を豊かにする。
これこそが音楽の素晴らしさだと思います。
「紅葉」という一曲を通じて、
私たちは日本の四季の美しさ、自然の不思議さ、
そして音楽の力を感じることができます。
子供から大人まで、世代を超えて楽しめるこの曲は、
まさに日本の音楽文化の宝物と言えるでしょう。
みなさんも、今日から「紅葉」を
新しい視点で聴いてみませんか?
きっと、これまでとは違った魅力を発見できるはずです。
音楽は人生を豊かにする力を持っています。
これからも、このブログを通じて、
音楽の素晴らしさをみなさんに
お伝えしていきたいと思います。
辻田いずみ 香りのピアノ教室へは
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