top of page
執筆者の写真辻田いずみ 香りのピアノ教室

メリークリスマス!


#香りのピアノ教室」を主宰し

#ピアノ講師 でもある辻󠄀田いずみです


日本では昨日がお休みでしたし、盛り上がったかと思いますが

本来のクリスマスは本日!

しかも敬虔なクリスチャンなら静かに過ごすことでしょう

(ワタクシはクリスチャンでもなんでもありませんが)


だいたい皆さんはクリスマスが何の日か

分かっていらっしゃらない方も多いと思いますので改めて。


キリスト教の中では本日がキリストの生誕を祝う日

(決してキリストが生まれた日ではありません)


実際にはいつ生まれたのかはっきりしていません

なんせ1000年以上昔のことですからね


そのお祝いと各地の様々な風習が合わさって

現在のクリスマスの風習が生まれたのだと思います


例えばクリスマスプレゼントをサンタクロースが

子供たちにプレゼントするという風習。

これは聖(セイント)クラウス(=ニコラス)が

貧しくて身売りをするしかなかった娘の家に

真夜中に行って金貨を投げ入れたことから。

これが偶然つるしてあった靴下に入ったことから

靴下にプレゼントという伝統が受け継がれたとか


また樅の木やヒイラギを飾る風習は

その植物が真冬でも枯れずに常に緑を保っているから。

そこから健康の象徴となり、そのパワーをもらおうと飾ることになったようです


そういえばフィンランドでは毎年

新しい樅の木を切ってきて家に飾ることから、

樅の木を入れる穴がどんな家でもリビングなどの床に空いているとか。

びっくりです


それからスペインでは樅の木は飾らないですね。

キリストの生誕などの様子を描いた

いわゆるフィギュアを毎年少しずつ集め、

キリストの生涯を描いたジオラマにしていくとか。

何十年もクリスマスを迎えた家庭は

部屋いっぱいにその世界が広がっていると聞きます


そのスペイン・カタルーニャ地方の

クリスマスソング「鳥の歌」を上記の動画では紹介


各国でその名のホールが列挙する

やはりスペイン・カタルーニャ地方出身のチェリスト・カザルスの演奏です。


本当は国連でスピーチ&演奏した様子が欲しかったのですが、

見当たらなかったので演奏のみを。


そういえば彼の出身地ヴェンドレルの生家の博物館で買った

カセットテープはどこへ行ったかなぁ。


因みにこの「鳥の歌」は本来本当に「歌」で

カタルーニャの辿った歴史をも表すように悲しい曲です


「愛にあふれ 鳥は歌う」

「鳥は『われらの罪を償うためにイエスは生まれたもう』と伝えた」など

生誕を称えつつその先の磔刑による死をも予感させる歌詞でもあります


どうかこの世が平和でありますように!と思わずいられないですね

では残り少ない時間ですが、良いクリスマスを!

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page