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執筆者の写真辻田いずみ 香りのピアノ教室

コンサートの演奏曲説明②


いつもお世話になっているホール主催の

ウクライナ支援の

チャリティーコンサートに

出演することになりました。


◆第三回 ウクライナの平和を祈る

 チャリティーコンサート◆


日時;2022年6月12日(日)13時~

場所;フェリーチェ幸

 横浜線矢部駅より徒歩5分

出演;福島成美

   松岡雅子

   前田由紀子

   辻󠄀田いずみ

曲;プロコフィエフ、ラフマニノフ、

  ショパン、ドビュッシー など

観覧料;500円

チケット申し込み;

①辻田と面識ある方は私へ連絡

②①以外の方はフェリーチェ幸へ問い合わせしてください


尚、収益はまとめてウクライナ大使館へ寄付し

その領収書をフェリーチェ幸さんのサイトで

公開するそうです


さて、今回ワタクシが演奏する曲は4曲です。


その解説を今後少しずつしていきます。


最初の曲はショパンの「雨だれ」です。


ショパンがこの曲を作った経緯はこうです。


当時、彼の恋人であった

女流作家のジョルジュ・サンドは

恋から恋へと蝶のように舞う話題の女性。


肉食系のサンドと草食系ショパンのカップルは

パリの社交界ではスキャンダラスに噂されました。


そしてショパンは体も弱く

それらの騒ぎに耐えられないと

サンドの勧めでスペインのマジョルカ島へ

長期の旅行へ出かけるのです。


しかし到着直後に死の淵をさまようほどに。


そんなある日、サンドは買い物へ出かけます。

そして彼女が帰宅すると、

「雨だれ」を作曲し、弾いているショパンがいました。



ですからこの曲は

雨脚が強くなり、雷雨となるも

晴れ間が見えてくる情景だけではなく

死期を感じるほどの苦痛を経験し

生ある道へ帰還したともとらえられる曲なのです。



 


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